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2012年04月28日

平成24年3月掛川市北部包括のたより

平成24年3月18日(日)桜木ホールにて、桜木地域ケア会議を開催しました。
テーマ:高齢者ができる限り住み慣れた地域で暮らしていくために~地域と専門機関との連携推進と提供サービスについて~
参加者:各地区 区長7名。副区長及び小区長他20名。
     民生委員9名。福祉委員およびボランティア委員22名。
     各地区老人会代表10名。その他9名。計77名。
     掛川市北部地域包括支援センター4名
     掛川市社会福祉協議会2名。総計83名

〈内容〉
①地域包括支援センターとは(説明)
②寸劇と解説(寸劇は「消費者被害」→「認知症」→「支援のわ」の3部構成)

③寸劇を見た感想や地域についての意見交換(6グループに分かれる)
以下、各グループからの意見
1グループ
・高価な布団の販売がある。近所同士で情報交換をして注意している。
・高齢者が訪問販売で買ってしまっても家族は知らない。
・プライドが高い人は、高価な買い物をしてしまう。
・自治会に入らない世帯が少し増えてきている。
・認知症のある方、近所でどこまで手を出していいのかわからない。家族が隠している場合もある。
・救急キットのことを知らない人が多い。
2グループ
・寸劇を見て民生委員の動きが少しわかった気がする。
・核家族が増えてきている。ひきこもりの老人の問題、若い世代の人たちを集めて話をすることが必要。老人クラブに出られない方をどうしたらいいのか。
・世帯数が多くて誰がいるのかわからない。プライバシーの事があり聞きづらい。
3グループ
・認知症にならないために、趣味や活動の機会、人との会話を多く持たなくてはと思った。
・支援の気持ちがあっても要請がないと介入がしづらい現実がある。
・市立病院にできた「認知症疾患センター」の活用方法を教えてほしい。
・高齢者問題を若い世代に検討・対応してもらえるような講習の場を開いてもらいたい。
4グループ
・寸劇は他人ごとでない。実際、詐欺もあり、区費を受け取りにきたと高齢者世帯に訪問し、3~4千円払ってしまう。老人は運転免許証を返納したりして行動範囲が狭くなる。訪問者が来れば話し相手としてうれしく思うものだ。
・老人クラブと地区との接点がない。
・子供たちの見守りも必要だ。
・老人クラブは年々会員が減っている。非会員の孤立化も心配である。
5グループ
・親から通帳を預かったら急に弱々しくなってしまった。本人から仕事をとらないことが大切だと思った。
・高齢者は家事をする、家族と話をすることが必要。
・だいぶ先のことを考えて生活するのではなく、一つ先のことを考えていかなければならないと思う。
6グループ
・一人暮らしの高齢者を見守るために両隣にベルを取り付けた。
・これからの支援を考えたら、今から近所や家族となかよくしていくことが大事。
・若い人たちに理解してもらうために教育が必要だ。遠方の子供たちは親が支援されていることにあまり気づいていない。今日のような話を聞く機会があれば、離れて暮らす親が人に助けられていることに気づき、自分達も支援し始めるのではないか。

④まとめ
地域包括ケア構築の為に、平成25年度中に開設が予定されている「西部ふくしあ」を軸に、地区福祉協議会、行政、社会福祉協議会、地域包括支援センターが協働していくことを確認しました。


3月22日(木)ケアマネサロン「ほくほく」を開催しました。
講話「人と仕事のマネジメント」という内容で、講師は北部包括の鈴木主任ケアマネジャーが務めました。

マネジメントには①成果をあげること②人を生かすこと③社会に貢献すること、3つの役割がある。
福祉事業の「顧客の創造」とは、マーケティングとイノベーションである。
利用者本位とは利用者を知ることあり、利用者目線で物事を見たり考えたりすることである(マーケティング)。
また、あたりまえを疑い、利用者に新しい満足を生み出す活動も必要である(イノベーション)。
理想的なリーダー像には誤解がある。強くひっぱっていく、決断力、判断力があることがリーダーの条件ではない。
福祉事業に求められるリーダーの姿
①組織のミッション(使命)を考え抜き、目に見える形で明確に定義し確立することができる。
②リーダーシップを地位や特権でなく責任と見ることができる。
③周囲からの信頼が得られる。
④一貫性がある。


講話終了後には、特別養護老人ホームかけがわ苑新館を見学しました。  


Posted by 笑顔のわ♪老人福祉施設かけがわ苑&ききょう荘 at 15:28ネットワーク社会資源

2012年04月16日

西部地域包括支援センターです。

掛川市西部地域包括支援センターはかけがわ苑デイサービスセンター2階にあります。
特別養護老人ホームかけがわ苑新館玄関から入り、エレベーターで2階に上がり、
渡り廊下を通ってお越しください。

(写真)左側がデイサービスセンター、右側がかけがわ苑新館です。


(写真)かけがわ苑新館玄関です。


スタッフを紹介します。
左から鈴木由佳(保健師)、前田広子(主任ケアマネジャー)、小池真代(社会福祉士)です。
4月1日から北部地域包括支援センターから、西部地域包括支援センターに名称が変更されました。
対象地区も一部変更され、桜木・原泉・西郷・和田岡・原谷・原田地区を担当することになりました。
センターは高齢者に関する相談窓口です。介護保険をはじめ、さまざまな制度やサービスの相談に
応じています。ぜひ、お気軽にご相談ください。(電話0537-23-8669)  


Posted by 笑顔のわ♪老人福祉施設かけがわ苑&ききょう荘 at 17:59ネットワーク社会資源