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2009年12月28日

城北地域ケア会議

「いつまでもイキイキ生活、介護予防のまちづくり」
                         地域包括支援センターを活用しましょう!



平成21年11月20日(金) 城北地区ふれあいセンターにて城北地域ケア会議を開催しました。
はじめに、かけがわ苑溝口施設長からごあいさつをさせていただきました。
「地域に出向いてこのような場を持ち、地域の中心として活躍されていらっしゃる皆様に実情を教えていただくことでセンターの活動に活かしていきたい。」

続いて城北地区福祉協議会 杉森企画委員長からごあいさつをいただきました。
「城北地区社協を組織化することはできたが、活動としては区のサロンがあるくらい。今後独自の活動を市内の先進地域に見習って行っていきたい。今日のこの会議でみなさんから意見をいただき活用できたらと思う。」



次に、鈴木主任ケアマネジャーから「掛川市北部地域包括支援センターの活動 」を説明し、 
鈴木保健士から「介護予防のまちづくり」というお話をさせていただきました。



引き続いて「予防支援で老後健やか~地域の高齢者課題について~」というテーマで、出席者が3班に別れてグループワークを行ないました。主な意見を紹介します。
・城北は高齢化率が高いと思う。近所で葬式が続いているので、よけいそう感じる。
・65歳以上は43.4%にものぼる。
・城北は昭和45年にできた団地。他県や他地区から来た人が集まっており、昔からの同級生がいるわけではないので、老人会は盛り上がりに欠ける。
・老人会は60歳以上対象だが、74名の会員のうち64名が77歳以上。60代の人はまだ働いていたり、それぞれの趣味活動などをしていてあまり地域には出てこない。
・心身ともに健康な人は自分でいくらでも活動できるし、実行している。
・独居や閉じこもり、精神疾患の方との関わりは区長であっても難しい。民生委員や行政の協力が欲しい。連携が大切。
・生活保護の方への訪問は民生委員であっても行きづらい。
・引きこもりの人を引っ張りだすのが大変。グランドゴルフも(年齢が)下の人が入らない。
・比較的年齢が若くても閉じこもっている人が多い。
・閉じこもりの人から、家にいたほうが自己実現できると言われたことがある。
・家族より、家のことなので間に入ってほしくないと言われた。
・正直、地域住民のことがわからない(人を知らない)。
・下手に声をかけると叱られる時代になった。
・お祭りが地域を作る。しかし当日だけ楽しむために出てきて、準備には出てこない人もいる。
・お祭り・体育祭・納涼祭など付き合いで参加している。行事があることで地域の人とつながりができる。
・福祉協議会の活動内容が決まっていない。これから何をすればよいのか。
・福祉協議会として早く行動に入らないといけない。包括支援センターから具体的なアドバイスがほしい。
・何から始めたらよいか分からない。配食なども取り組んでみたいが、誰を対象にすればよいのか。
・サロンの参加メンバーも固定化している。メンバーが決まっていて、新たな参加者がいない。出てこない人へのアプローチに悩む。
・みんなでやれる体操メニューを紹介してほしい。
・今日の話を参考に、いきいきサロンでも体力づくりのメニューを取り入れていきたい。
・民生委員、包括、行政が地域の橋渡し役となり、情報の共有を図り、地域に顔を出さない・出しにくい方々への対応を考える。住民同士・支援者同士が顔の見える関係づくりをしていきたい。



最後にまとめとして伊藤民生委員に総評をお願いしました。
「健康センター構想の案が議会にも提出されているが、そこには地区福祉協議会も位置づけられている。公助(行政)に頼るだけではなく、自助(個人・家庭)と同様に共助(地域)も期待される時代になっている。自分たちにできることを模索しながら、城北地区の福祉のためにみんなでがんばりましょう。」












  


Posted by 笑顔のわ♪老人福祉施設かけがわ苑&ききょう荘 at 13:08Comments(0)ネットワーク社会資源